講師がいなくて大丈夫?自習形式の塾のメリットとデメリット

自習形式のメリットとは

自習形式の塾ではテキストを使って自分で勉強を進めていくのが基本で、多くの場合には塾に行くと自分一人で使える勉強部屋を利用できる仕組みになっています。その部屋で集中してテキストを読みこなして問題を解いていき、時間になるかその日のうちにこなすべき勉強を終えられたら完了です。このような自習形式のメリットは独学力が身につくことで、自分で考えて疑問を解決できる力が伸びていきます。しばらく自習形式の塾に通っていれば、塾に行かずとも自分で勉強できるようになる可能性もあるでしょう。講師が常駐していないことから授業料も安くて済む場合が多く、コストパフォーマンスが高いという定評があるのが自習形式の塾のメリットです。

自習形式に潜むデメリットとは

自習形式なら確かに独学力が身につき、先々には塾に通う必要がなくなる可能性があるのは確かです。ただ、塾に通うメリットを生かせないという面もあるので注意しなければなりません。自分で勉強しなければならず、目の前に講師がいるわけでもなく、さらに授業をしてもらえることもないのが自習形式の塾では普通です。そのため、勉強嫌いでどうしても一人ではできない、わからないことがあってもすぐには聞けない、授業を通して新しい知識をつけることもできないというデメリットが生じ得るのです。自習形式で本当に成長できるかどうかは生徒によって違うので、長所や短所が何かをよく考えて自習形式に合っているかどうかを見極めるようにしましょう。